専守防衛の何が悪い?
<< March 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
文字サイズ文字サイズ:大文字サイズ:中文字サイズ:小


スポンサーサイト
2016/07/26(Tue)

一定期間更新がないため広告を表示しています


投稿者:スポンサードリンク|カテゴリ:-

コメント:-|トラックバック:-
FINSTERFORST / Weltenkraft
2012/10/07(Sun)11:41
JUGEMテーマ:HR/HM
気に入り度★★★★☆  
ドイツ出身の7人組による、2007年リリースの1st、全編ドイツ語のViking/Folk Metal Album。

緩急と動静を絶妙に織り込んだLauf der Welt、コンパクトでシンプルな展開からブラスト気味のエンディングに流れるTraumwald、ドラマティックに力強く疾走する2曲目Die Suche nach dem Licht、クワイアとジャーマンフルートが勇猛に溶け合う小曲Rauschende Nächte等が特に気に入りました。オープニングからかっこいいDes Waldes Machi、緩急を付けた展開が楽しいSpiegelscherbenWeinende Ruinen、スローパートとブラスト気味パートの対比が強烈なWeltenpilger、ラストのドラマティックなVerlorene Seelenなどなど、聴き所は満載です。
 
ジャンルとしては同郷のEQUILIBRIUMに近いですが、殆ど北欧Folk/Viking Metalそのものの彼らと違い、FINSTERFORSTの場合はKeyの使い方や曲のキーの構成に同様のViking Metalからの影響を感じさせながら、曲の骨格を成す部分は、Thrash Metalよりは陰りと哀愁を一杯に含んでメロディアスに力強く爽快に疾走する初期BLIND GUARDIANに通じる手法を強く残しています。Cornelius Heckさんのブラスト一歩手前のDsが、曲のメリハリ、特に突進する部分と重さへ寄与しています。Soloとリードで目立つのがJohannes Josephさんのアコーディオンで、コルピなどとも全然違うリズミカルでリフに徹した使い方が、このバンドの個性になっています。Marco Schomasさんの繊細なアコースティックギター、ゲストのジャーマンフルート(リコーダー?)、強靭なリズムに繊細な楽器の音色を織り込んで、牧歌的だけど凶暴性も持ち合わせた妖精をイメージさせてくれそうです。

アルバム全体で76分、構成力を詰め込んだ8分を超える曲が多いのが特徴です。ただ曲の構成をよく練ってはあるものの、曲やキーのバリエーションがやや少なく、緩急の入れ方もほぼ全編決まってしまっているので、聴き疲れそうです。パワーとメロディーの展開力はかなり光るものあったので、曲のバリエーションや声の使い方が広がってくれば、この後なかなか面白い存在になりそうだったのですが・・・。本作は大好きなんです今でも。
 

投稿者:X(Peke)|カテゴリ:Middle Of Europe

コメント:comments(0)|トラックバック:-
KISSIN' DYNAMITE / Money, Sex & Power
2012/07/28(Sat)01:33
JUGEMテーマ:HR/HM
気に入り度★★★★☆  
ドイツ出身5人組による、2012年リリースの3rd、80年代への憧憬を音にしたHair Metal/Melodic Hard Rock。かなりガツンと来ますね!これ、もしかして完璧・・・?

彼らのワルくてかっこいい世界への扉が開くオープニングのMoney Sex & Power、大先輩のオマージュかパロディーか人を食ったI Will Be King、アップテンポでサビの曲名の連呼が耳にこびりつくShe's A Killer、刹那的なメッセージとメロディーがクールに決まるClub 27、自分たちの音を恐竜に例えつつ「どっこい生きてるぜ!」とコミカルに歌うDinosaurs Are Still Alive、キャッチーなスピード感と弾むリズムのEgo Shooter、ラストを飾る頽廃的でもの悲しいSix Feet Underまで、つまらない瞬間が見当たらない、凄いアルバムな気がします。

80年代中盤を席巻したMOTLEY CRUEGUNS 'N ROSESを始めとしたHair MetalのキャッチーさとHeavinessとのバランス感覚と、AC/DCやらKIXのタテノリ感、そしてその時代に大活躍した諸先輩からのエッセンスをしっかり消化して、彼らなりに有機化してます。ともすれば焼き直しに終わりそうな所、前作を上回る刺激と感触を与えるのは誠に天晴です。もしかしたら前作よりも、キャッチーでいい曲がいっぱい入っているかも。そして、パンチの効いた曲が多く感じられ、先ずは何も考えずにヘドバン、そのうち聴きこんでシンガロングすると楽しさ倍増ですね。前作はあまり感じなかった、US土着のようなカントリー風味も、とても自然にすんなり楽曲に馴染んでいます。Johannes BraunさんのVoはハスキーでよく伸びる、とても強い声、「ここ!」ぞの所で爆発する器用さと巧さを兼ね備えていますね。またこの手のタテノリバンドでは珍しく、ソロでの熱いフレーズの他にも、ツインリードの流麗高速ユニゾンが多くフィーチュアされている点は特筆できそうです。

マイナースケールのキャッチーな曲は、間違いなく僕の耳にクリーンヒットしてくれました。時折、Sweden出身のTHE POODLESを彷彿とする瞬間がありますが、ルーツを同じくしている以上、陰りのあるメロディーを奏でるとどうしてもそうなってしまうのかも。KISSIN' DYNAMITEの方が若干泣きが少なくて真っ直ぐな感じがする、気がします。40分これすべてメインディッシュ、高密度高品質、おそらくずっと聴き続ける一枚になりそうです。幸せ♪
 

投稿者:X(Peke)|カテゴリ:Middle Of Europe

コメント:comments(0)|トラックバック:-
DAWN OF DESTINY / Praying To The World
2012/06/17(Sun)23:18
JUGEMテーマ:HR/HM
気に入り度★★★★   
ドイツのBochum出身、現時点では4人組(Dsがゲストプレーヤー)による、2012年リリースの4th。キャッチーな味のあるMelodic Power Metal Album。

オープニングに力強く疾走するMy Life Lies In Ruins、抜けのいい明るく爽やかなPower Tune Miracles、陰りのあるドラマティックなThis Aching Heart、女声コーラスを交えて明るくシンガロングすると楽しそうなPromised Land、Dark Wave的キレ味とコンパクトなOne Last Word、ドラマティックな転調を擁するBleedeng Me、本編Lastで構成美を追求したPraying To The Worldなどなど、聴きどころ満載。Bonusも2曲ともおいしい。

メンバーの音楽性の指向が正統派・Black Metal・SONATAABBA・・・などなど、かなり多岐に渡っており、実際にメロディーはそれらのバックグラウンドを絶妙にブレンドしてあります。サビで聴かれるコーラスは巧いメロディーに2〜4声程度でクワイア程分厚くなく、Keyによるオーケストレーションは殆どなくバックをそっと支える程度と、Symphonicと言う程の仰々しさは無くて、かなりあっさりとした仕上がり。Anette Olzonさん加入後でDark Passion Playの頃のNIGHTWISHに近い雰囲気を持っていると思いました。メンバーの扮装やダークなジャケットから受けるダークな雰囲気の割に、Gothic的な耽美で鬱々した展開は無く、清らかなPianoの音色をアクセントに、時折織り交ぜられるDeath声を従えながら、明るく爽やかなメロディーを、Jeanette Scherffさんの女声がのびやかに歌い上げるのが特徴と思います(HOUSE OF LORDSとツアーするのも頷けます)。

一撃必殺の曲が、個人的には本作から感じとれませんでしが、曲の中に緩急を巧みに織り交ぜたり転調を挟み込んだり、全体的にメロディーは元よりサウンドやアレンジもしっかり作られていると思われ、よく纏まっていると感じました。75分のメディアの限界一杯に収められた本作は、聴きどころが一杯です。
 

投稿者:X(Peke)|カテゴリ:Middle Of Europe

コメント:comments(0)|トラックバック:-
NIGHTQUEEN / For Queen And Metal
2012/05/29(Tue)23:54
JUGEMテーマ:HR/HM
気に入り度★★★★   
Belgium出身6人組による、2012年リリースの3rd(最初のアルバムをMCD扱いとしました)、Epic的な雰囲気を少し漂わせた正統派 Heavy Metal Album。

イントロに続いて馬力抜群でドラマティックに疾走するNightfall、タイトル曲で荘重な雰囲気に掛け声も勇ましいFor Queen And Metal、終盤でアップテンポにドラマティシズムがマッチするRebel To Rebel、ラストで戦争を描いたDark Fairyがかなり好き。ツインリードに導かれるPower Tune Mystical Night煌びやかなKeyとHeavinessで迫るLady FantasySecret Of The Blind Manなど、Middle Tempoの曲でメロディーの健闘が光ります。

地理的にドイツに近いからか、個人的には、疾走パートには初期HELLOWEENの馬力にハスキーな女声Voを乗せた雰囲気を感じ、突っ走らずかっちりHeavyに迫る部分にはPRETTY MAIDSSABATONをふと思い起こしました。アルバム中盤はMiddle Tempoの曲が主成分で、ずっしりしたHeavinessとドラマティックなメロディーが印象的です。2本のGuiterは時折ユニゾンを交えるものの、基本は2本で奏でる図太い重いリフと、流麗なリードと下支えするリズムとの役割分担から成り、リード担当はツボを押さえつつ、Soloパートではドラマティックでもの悲しいフレーズをテクニカルに紡ぎ出しています。彼らはFantasyの世界の女王と剣を携えた騎士というDramatic/Epic的Visualを押し出していますが、KeyはSoloがあるものの繊細さより少ない音数で荘重さを表現し、クワイアもなく、RHAPSODYに代表される所謂Epic系の「押し寄せる音の壁」を構築する意図は感じません。重量感とドラマティックなメロディーで勝負していると思います。

フロントを張るKeely Larreinaさんの醸し出すミステリアスな美しさは、このバンドのテーマにVisual的に盛り上げる効果抜群と思います。ただ、どこか音程が若干不安定に感じる部分もあり、そこはカリスマ的Visualと声の迫力でLiveでは覆い尽くしているのかも。また少し残念なことに、メロディーは全編よく練られているのに、同じリズムパターン・同じスピードの曲が2曲目以降数曲連続しており、ダレを感じてしまいます。曲順を変えてメリハリが付くだけで、もう一段自分たちのスケールを押し上げられたかも、ちょっと惜しい! 

投稿者:X(Peke)|カテゴリ:Middle Of Europe

コメント:comments(0)|トラックバック:trackbacks(0)
LEAVE'S EYES / Meredead
2012/05/05(Sat)22:14
JUGEMテーマ:HR/HM
気に入り度★★★★       
Norge出身女声を含むドイツ出身を主体にした5人組による、2011年リリースの4Thフルレンス、Folk/Gothic Metal Album。

Mike OldfieldさんのカバーTo Franceが持ち味と絶妙にマッチしています。転調とメリハリの効いた展開のタイトル曲Meredeaqd、Norge語で歌われる緩急押し引きが見事なNystev、マンドリンとギターが繊細でどこか荘重なTell-Tale Eyes、オープニングにケルト風味と音圧が魅了するSpirits' Masqueradeが特に耳に残りました。優しく軽快なHard Rock Velvet Heart、バグパイプと弦楽器の温かみと音圧が溶け合うSigrinn、ドラマティックなEmpty Horizonなど、隙の無いアルバムです。

ナチュラルなインスピレーションを大切にする彼らの音楽的志向から、フィドル・リコーダー・アコースティックギター・マンドリン・バグパイプによる、繊細で温かいサウンドが大いに取り入れられています。アコースティックな楽器群と、Keyによるオーケストレーション、Metal由来の太く熱いサウンドとダイナミズム、時折混ぜるDeath声、それらを絶妙にアレンジして、ジャケットにも見られるケルティックな風味をほんのり漂わせて、一つ一つのサウンドを一つのストーリーや森の音に纏め上げています。クワイア風のコーラスの導入で、可憐なLiv Kristineさんの声と対比を為す荘重さがインパクトを齎します。女声のGothicとしては、GÅTEELVEITIEに最も近いアプローチと思いますが、ATROCITYを母体にしたバンドに初期TRISTANIAに近いGothicテイストを混ぜ、Metallicな音圧とOpelaticな歌唱とのミックスと構成力はLEAVE'S EYESならではと思います。

様々なサウンドや声が幾重にも織り成す本作では、ともすればとっつき難さを感じるかも知れませんが、どの曲もメロディーを非常に大切にしており、包み込むように優しくドラマティックで繊細なサウンドは、じっくり音と向き合うことで、彼らの世界をしっかり堪能できると思われます。GÅTEと共に活躍してほしいと思います。
 

投稿者:X(Peke)|カテゴリ:Middle Of Europe

コメント:comments(0)|トラックバック:trackbacks(0)
BONSAI KITTEN / Welcome To My World
2012/03/25(Sun)15:51
JUGEMテーマ:HR/HM
気に入り度★★★★☆
ドイツ出身4人組、2012年リリースのフルレンス3rd、Rpckabilly/Psychobilly アルバム。いやぁ気に入っちゃいました。

いかがわしい歌詞とイメージが疾走するLife Is A Bitch And So Am I、ラストでびしぃっと締めくくるDon't You Get Too Drunk To Fuckが特に大好き。スピード感とメランコリックなメロディーと張りと艶の有る歌声が絶妙にマッチした、オープニングのWelcome To My World、続くCat Scratch FeverHanging On The Telephone、Rockabilly風味満載のBaby Rock Onなどなど、高密度で聴き応え抜群です。

彼らの音楽性は、ロカビリーにパンク的な要素を加えて、サイケデリックな雰囲気を含めたPsychobillyと言われていると思いますが、でも彼ら自身はそのスタイルを「Killbilly」と呼んでいるそうです。彼らの音楽性やBioには、Metal/Rock系の人物は一切見当たりません。ただ、DsにはMetalに通じるダイナミズムが宿っている気がしたのと、アルバム全体を支配する疾走感とメランコリックなメロディーに、試聴段階で完全にやられてしまいました。フロントに日本の女子高生が着用するセーラー服を着たTiger Lilly Marleenさん、この人がいかがわしさ満載で、だけど説得力の有るしなやかで力強い歌を披露しています。バックの強面のオッサンが奏でるパワフルで骨太な演奏に一歩も引かず、まさに彼女の世界にみんなを引きこんでいるよう。

BONSAI KITTENはその名の通り、「盆栽子猫」をアルファベット・英語表記したものです(意味合いについてはWikiにありますので調べてみてください)。僕の★☆の打ち方は、これは「もう大好き、ずっと聴き続けたい!」気持ちの現れですが、このPsychobillyジャンルには彼らのようなメランコリックでパワフルで爽快なバンドが、どうやらうようよ居るみたいなので、これからいろいろ試聴してみたく思います。とりあえず先ずはBONSAI KITTEN、気に入っちゃいました。日本盤は出ているみたい、なんですが、yahooには検索で引っかかってこなかったですね。Fanの人、レーベルの人、もっと応援してあげようよ!? 

投稿者:X(Peke)|カテゴリ:Middle Of Europe

コメント:comments(0)|トラックバック:trackbacks(0)
ALPHA ACADEMY / Impossible : Possible
2012/03/15(Thu)01:27
JUGEMテーマ:HR/HM
気に入り度★★★★   
ドイツはGöttingen出身の4人組による、2012年リリースの2nd、Alternative Rock Album。かなりメロディアスで高品質・・・

名刺代わりのオープニングRise And Fallを皮切りに、透明感のあるギターと軽快なテンポのLong Way Home、躍動感と疾走感のあるScissors、寂しげなメロディーと切ない歌詞のI Wanna Knowが特にお勧めしたいです。メロディーの陰りが印象的なVoice Of The Voiceless、中盤のDance The Night Away、軽快なAll Around Youなどなど、聴き所が一杯です。

先輩バンドは中堅からベテランの域にある5BUGSなどで、USで90年代後半以降燃え盛ったAlternative Rockの炎が欧州に燃え移り、昨今の世界的なEmo Rockの隆盛がALPHA ACADEMYのような先輩バンドに継ぐ世代を育んだと思われます。どの曲もキャッチーですが、そこはHard Rock/Heavy Metalにも見られるように、当地独特の陰りや哀愁をメロディーに纏い、一際強く味付けされたサビで印象的なコーラスを爆発させています。バラードと言えるメロウでしっとりした曲はありませんが、緩急の「急」にあたる、勢いのある曲を要所要所に配して、軽やかな爽快感を齎しているのと、スピードを落とした曲でも分厚い掛け声と、一般的なちょっと甘酸っぱい恋愛を扱ったシンプルな歌詞で、曲を耳から心に伝えてくれます。11曲で39分と、どの曲もギターソロなど間奏を排してコンパクトに纏まり、聴かせどころを巧く際立たせています。

ここ日本では恐らく殆ど知られていない彼ら、良いメロディーの一杯詰まった本作を機会に、いろんなところで彼らの名が見られるといいですね。ただPopなだけではない、しっかりギターとDsでダイナミズムを生み出していて、ただ勢いだけではない、勢いに頼らずしっかりメロディーを熟成させていて、スルーするには勿体無い音だと思います。良いアルバムでした。彼らには頑張ってほしいです。

投稿者:X(Peke)|カテゴリ:Middle Of Europe

コメント:comments(0)|トラックバック:trackbacks(0)
EDGUY / Age Of The Joker
2012/01/14(Sat)00:01
JUGEMテーマ:HR/HM 
気に入り度★★★★   
ドイツ出身5人組、2011年リリースの9th、Classic Rockな風味を満載した正統派Heavy Metal Album。

ドラマティシズムと疾走感と音圧が絶妙で転調がサビを盛り上げるNobody's Hero、躍動感が陰りのあるメロディーに踊るBreathe、Power Metal的疾走感とクラシカルなKeyとが対比するThe Arcane Guildは特に気に入りました。ドラマティックなオープニングのシャッフルで重みと軽快さが同居するRobin Hood、フィドルを従えケルト風味が終盤で発散するRock Of Cashel、ラストのしっとりしたEvery Night Without Youなどが聴き所と思います。

Rocket Ride時代のClassic Rock(70〜80年代のHR、DEEP PURPLERAINBOW)風正統派な部分をベースにしています。しかし本作はただ正統派なだけではなく、ケルト風味を交えたり、American風味を交えたりと、意欲的に表現の幅を広げようとして、且つそれが決して上滑りに終わらず、作品としてそれなりのインパクトを残しているのがミソです。本作に嘗てのSpeed/Power Metalの影は1曲を除き殆ど無くなっています。Rocket Ride以降突き進めてきた、Classic Rockへの憧憬を、彼らは抱き続けていると思われます。アルバムの「核」にあたる部分には、自他共に認める佳曲をちりばめ、前後の曲と相互に印象を高めあう配置にしています。流石にベテラン、流れの設定はなかなかです。

楽曲のバラエティーは嘗て無い広がりを見せる本作ですが、連続してMiddle〜Lowテンポの曲が並んだり、サビメロ手前のコーラスの存在感が薄かったり、少し納得が行かないところもありました。ギラッと光る楽曲がある中で、印象に残りにくい部分は少し残念です。反面、EDGUYが標榜するClassic Rockへの路線はほぼ固まりつつある感があり、メロディーも良く練られ、かなり楽しめました。

投稿者:X(Peke)|カテゴリ:Middle Of Europe

コメント:comments(0)|トラックバック:trackbacks(0)
SKANSIS / Leaving You
2011/12/26(Mon)00:03
JUGEMテーマ:HR/HM
気に入り度★★★★    
Swiss出身4人組による、2011年リリースの2nd、Hard DrivingなHard Rockアルバム。

アルバムの出足で魅力を見せ付けるNext To Mineと続くタイトル曲Leaving Youが前半のハイライト。アルバムのオープニングでのDrivin'な雰囲気と躍動感と転調で盛り上がるサビを持つRock All Night、メロディーの叙情が出足から炸裂してドラマティックなHear Nowもお勧めです。アコギがしみるパワーバラードのCarry On Better、カッコいいBack From War、ダンサブルな雰囲気を纏うNever Walk Aloneなど、佳曲がひしめきます。

熱さは3rdのころのSHAKRAや初期GOTTHARDに近いものがあると思いますが、叙情をたたえたメロディーは近作のSHAKRAを彷彿させます。やや鼻に掛かった甘い雰囲気を感じる声質は、Claus Lesmann(BONFIRE)さんやMichael Vossさんを想起させ、パンチのある音作りも相俟ってMAD MAXに近い雰囲気も感じます。曲やアルバムの構成は、A→B→間奏→Bが殆どのため概ねシンプルでストレートですが、ただDrivin'なHard Rockサウンドではなく、昨今チャートを賑わせているAlternative的なウネリを取り入れるなど、現代の空気を吸ったHard Rockを提示しています。Keyが無い楽曲は、とても骨太に聴こえます。個人的にはリックにソロに大活躍している、ギタリストでメインコンポーザーのBax Heinigerさんのギターが気に入ってます。メロディックなハードロックに熱さとエモーションを持ち込んでいます。

Voにやや不安定なところを感じますが、楽曲の魅力を大幅に損ねることは無いと思います。収録された楽曲はどれもコンパクトで、聴かせどころをちゃんと押さえた巧さを感じます。曲の粒がそろっており、単品で楽しめる曲が多いです。掘り出し物の好盤だと思います。かなり楽しめました。
 

投稿者:X(Peke)|カテゴリ:Middle Of Europe

コメント:comments(0)|トラックバック:-
VAN CANTO / Break The Silence
2011/12/11(Sun)20:37
JUGEMテーマ:HR/HM
気に入り度★★★★    
ドイツ出身6人組、5人のSinger(うち1人は女性)と1人のDsを擁する、Metal A Capera Groupによる、2011年リリースの4作目。

オープニングのアップテンポでかっこいいIf I Die In Battle、サビの転調とコーラスが高揚感を煽るThe Seller Of Soulsがハイライトです。アコギを入れたSpelled In Waters、Pianoを入れたMaster Of The Wind、いずれもしっとり、人の声の温かさをしみ込ませます。ドラマティックなBetrayedもいいですね。Alice CooperBed Of NailsRUNNING WILDBad To The BoneSABATONPrimo Victoriaのカバー曲も聴き所です。

「ばばばば・・・」「どぅーわどぅーわ・・・」「だんでぃきだんだんだんだんだだだん・・・」などなど、殆どすべてのリフが人の声で出来ているのと、ギターソロ?も「う`う`う`う`・・・」って歌ってるし(笑)、人の声の力の可能性を追求しています。Dsは流石に「ボイパ」ではなく(笑)本物を使っていますが、声とDsの迫力はMetal的ダイナミズムにこだわっていて、特にDsのダイナミズムが「メタルにぎりぎり踏みとどまっている」印象を与えます。音楽的にはHELLOWEENIRON SAVIORや中期BLIND GUARDIANなど、所謂ジャーマンメタルを素地に持っていて、楽曲には心地よい疾走感や躍動感をまとっています。カバー曲については、彼らのオリジナル曲に溶け込んでいるのと、(B!誌にも記載のあったとおり)彼らがカバーすることで人の声を重厚に重ねてメロディーが強調され、オリジナルが持つメロディーラインの独自性が、余計に引き立てられていると感じます。

ダイナミズムはMetalそのものだし、メロディーもかなり練られて隙が無いのと、シアトリカルな展開もほかの楽器の導入も、とてもさりげなくて自然で美しい。「ならば」なぜ、そこは「楽器」でやってくれないのかなあ!?という疑問が常に付いて回ってしまいます。VAN CANTOは他にもカバー曲が多いのが特徴ですが、他のバンドが逆にVAN CANTOの曲を普通に楽器を使ってカバーしてみると、僕が本当に聴きたい音が聴けそうな気がして仕方ないです。なんだかんだ言ってますが、良いアルバムなんですよ、本当に。

投稿者:X(Peke)|カテゴリ:Middle Of Europe

コメント:comments(0)|トラックバック:-
最近乗せたアルバムの絵
MIND MAZE Back From The EdgeANTHROPIA-Non-Euclidean Spaces DEGREED We Dont Belong
ブログ村バナー
にほんブログ村 音楽ブログ HR/HMへ
にほんブログ村
最近のコメント
最近のトラックバック
プロフィール
QRコード
qrcode
スポンサー広告
Powered By JUGEM
無料ブログ作成サービス JUGEM