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ANTHROPIA / Non-Euclidean Spaces
2015/04/26(Sun)21:47
JUGEMテーマ:HR/HM
気に入り度★★★★☆
FranceはNice出身、女性専任Vo1人を含む5人組による、2015年リリースのフルレンスでは3rd、Progressive Metal Album。驚きました、いやぁ、格段にスケールアップして化けましたねこりゃ。
単品で十分楽しめる曲がギッシリですが、特にイントロに続くThe Melancholy of RC、Official PVにもなっているドラマティックなCrawling Chaos、同じくPVとなった小気味良いThe Snake Denは強くオススメできます。9分の大曲に緩急を絶妙に織り交ぜたThe Part Of Them In Me、曲中盤のアコースティックギターのSpanish風ソロが疾走するFuocoなど、どの曲もかなりしっかり作り込まれ、聴き応えあります。
フルレンスでは前作The Chain Reactionから6年ぶりとなる本作、どの曲でも聴き手の耳を惹き付けて離さない魅力が一杯です。クトゥルー神話を展開するにふさわしい、強烈なドラマティシズム、点で収束するシャープで緊張感を湛えた演奏、そしてストーリーを運ぶ声には繊細さと透明感。すべての楽器がリードたりうる、テクニカルで流麗な演奏。これらの要素が、一筋縄ではいかない展開を持ちつつ、印象的で強烈なフックを備えたメロディーの上で、縦横無尽に、しかし計算され尽くされた上で暴れまわります。本人たちがMEGADETHから受けた影響は、切れ味鋭いリズムとリフに現れ、特にThe Snake Denのリフワークに顕著です。
前作では弱点に感じられたKai Hansen氏似のVo Hugues Lefebvreさんは、本作では若干サビでも高域をやや抑え気味に、極力強く歌えるようにメロディーラインを相当練ったのが伺えます。声をハモらせ、或いは女声Nathalie Olmiさんとデュエットさせたりと、中高域声質の細さを、透明感に変えるアレンジが絶妙です。二人のギタリストHugues LefebvreさんとYann Mouhadさんは二人ともかなりの実力者で、流麗で印象的なフレーズをユニゾンやソロでバッチリキメて、ドラマを盛り上げてくれます。
本作にはEdu Falaschiさんがゲスト参加して、ドラマを引き立ててくれています。ともすればバンドのVoを食っちゃう程の強力ゲストですが、物語の一部にきちっと収まり、役割の中で印象的にアピールしています。France出身と言えば他にはMANIGANCEやSPHERIC UNIVERSE EXPERIENCEなどが思い浮かびますが、取り入れた音楽的な影響は彼ら以上に幅広く、それらを消化した結果全く異なる個性を醸しています。僕はしばらく、このアルバムをがっつり聴き込みます。
気に入り度★★★★☆
FranceはNice出身、女性専任Vo1人を含む5人組による、2015年リリースのフルレンスでは3rd、Progressive Metal Album。驚きました、いやぁ、格段にスケールアップして化けましたねこりゃ。
単品で十分楽しめる曲がギッシリですが、特にイントロに続くThe Melancholy of RC、Official PVにもなっているドラマティックなCrawling Chaos、同じくPVとなった小気味良いThe Snake Denは強くオススメできます。9分の大曲に緩急を絶妙に織り交ぜたThe Part Of Them In Me、曲中盤のアコースティックギターのSpanish風ソロが疾走するFuocoなど、どの曲もかなりしっかり作り込まれ、聴き応えあります。
フルレンスでは前作The Chain Reactionから6年ぶりとなる本作、どの曲でも聴き手の耳を惹き付けて離さない魅力が一杯です。クトゥルー神話を展開するにふさわしい、強烈なドラマティシズム、点で収束するシャープで緊張感を湛えた演奏、そしてストーリーを運ぶ声には繊細さと透明感。すべての楽器がリードたりうる、テクニカルで流麗な演奏。これらの要素が、一筋縄ではいかない展開を持ちつつ、印象的で強烈なフックを備えたメロディーの上で、縦横無尽に、しかし計算され尽くされた上で暴れまわります。本人たちがMEGADETHから受けた影響は、切れ味鋭いリズムとリフに現れ、特にThe Snake Denのリフワークに顕著です。
前作では弱点に感じられたKai Hansen氏似のVo Hugues Lefebvreさんは、本作では若干サビでも高域をやや抑え気味に、極力強く歌えるようにメロディーラインを相当練ったのが伺えます。声をハモらせ、或いは女声Nathalie Olmiさんとデュエットさせたりと、中高域声質の細さを、透明感に変えるアレンジが絶妙です。二人のギタリストHugues LefebvreさんとYann Mouhadさんは二人ともかなりの実力者で、流麗で印象的なフレーズをユニゾンやソロでバッチリキメて、ドラマを盛り上げてくれます。
本作にはEdu Falaschiさんがゲスト参加して、ドラマを引き立ててくれています。ともすればバンドのVoを食っちゃう程の強力ゲストですが、物語の一部にきちっと収まり、役割の中で印象的にアピールしています。France出身と言えば他にはMANIGANCEやSPHERIC UNIVERSE EXPERIENCEなどが思い浮かびますが、取り入れた音楽的な影響は彼ら以上に幅広く、それらを消化した結果全く異なる個性を醸しています。僕はしばらく、このアルバムをがっつり聴き込みます。
投稿者:X(Peke)|カテゴリ:Latin Europe
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