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SLEEPING WITH SIRENS / Feel
2014/01/02(Thu)18:16
SLEEPING WITH SIRENS_Feel
JUGEMテーマ:HR/HM
気に入り度★★★★☆ 
US出身5人組による、2013年リリースのフルレンスでは3枚目、Emo/Punc/Rock アルバム。このアルバムもかなり強烈、2013年に聴き倒したベスト盤候補です。

パワーバンド一杯でメランコリックな旋律を熱唱するアルバム序盤のHere We Go、アルバム中盤のLow、終盤のDéjà Vuの3曲が特に強烈。絶妙の緩急とRAP調の叩き付ける歌詞が強烈に突き刺さるAlone、ゆったりした展開にVoがはじけるI'll Take You There、アップテンポでマイナーキーのキャッチーなメロディーをぐいぐい押し込むThe Best There Ever Wasも結構強烈。やさしく撫でるようなエンディングの2曲SorrySatellitesなど、捨て曲が見当たらない充実の一枚です。

本作の要は、女声に通じるしなやかさを持ち合わせた中性的なKellin QuinnさんのVoです。線の細さを全く感じさせず、図太さと迫力を兼ね備えた屈強のバッキングに溶け合って抜群の存在感を放ち、SLEEPING WITH SIRENSの唯一無二の個性を確立しています。ハイトーンで強烈なシャウト、パワーバンド一杯での張りがあり力強くも透明感を感じる歌唱、ミドルテンポ以下でのやさしく包み込むような情感、詞や曲の持つ硬軟や緩急を見事に歌い上げています。

歌詞は恋愛に基づいていますが、ネガティブな状態から力強く前進するメッセージを発信しています。特に疾走するメランコリックな旋律は、パワーバンド一杯に熱唱する事によって、歌詞の持つ「切ないけど過去と涙を振りほどいて前向きに突き進もう」とするメッセージと、激しく共鳴しているように感じます。

ミドルテンポやゆったりした曲にメジャーキー、疾走曲にマイナーキーを主に当てています。keyのオーケストレーションのほか、ストリングスのもたらす微妙なしなやかさも耳を楽しませてくれます。

僕には本作がSLEEPING WITH SIRENSの初体験なのですが、アルバム構成上「おや?」と思う展開が含まれているんです。疾走曲から疾走曲、バラードからバラード、立て続けに同じリズムパターンの曲を並べています。「おや?」を誘発させる、彼ら風の計算なのでしょうか。ある意味、フックになっているのと、2曲があたかも1曲にまとまるかのような感覚です。それにしても僕には、本作はパワーとメロディーががっちり組み合わさった、強烈な一枚でした、このアルバムに出会えてよかったと思います。

投稿者:X(Peke)|カテゴリ:USA、Canada
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