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ARRAYAN PATH / IV- Stigmata
2013/07/29(Mon)22:37
JUGEMテーマ:HR/HM
気に入り度★★★★ Cyprus出身、本作制作時点で4人組による、2013年リリースの4th、Epic Power Metal Album。
シャッフルからサビでツーバス疾走に移るドラマティックなThe Bible Bleeds、クラシカルなフレーズが効いているMidnight and the First-Born Massacre、キリストを売った物語をメランコリックに歌い上げるJudas Iscariot、この連続した3曲がハイライトです。隠し味的な中東的旋律が印象的な疾走曲Cursed CanaanやMystic Moon、メロディーと展開力の魅力を封じ込めたオープニングClepsydra、リックにIRON MAIDENのオマージュを感じるDisguising your Soulなど、全編聴き応え充分。
このバンドは、キプロスからUSはBostonへ渡った、現在の中心人物Nicholas LeptosさんとClement Fungさんから成るプロジェクトARRYAN PATHが母体です。その後本拠を再びキプロスに移してNicholasさんの兄弟Socrates Leptosさんらが活動を支え、2011年以降はバンド名を現在のARRAYAN PATHに変更し、Demoやアルバムをリリースするなど活動しています。
最初に一通り聴いたとき、Italiaのバンドかと思いました。彼らのBioとアルバムのサウンドから推察するに、RHAPSODY OF FIREやKAMELOTのEpic Metal的な荘重なアレンジ、HELLOWEENの持つメロディアスに疾走する展開、IRON MAIDENの正統派的アプローチやギターフレーズ、これらを反映していると思われます。特に全体的に、Fabio Lioneさんの声質に似た中高域のVoで伝説や戦闘を雄々しく歌い上げている所は、Italiaの同系バンドへの共通項を強く感じます。中東的な音階を持つ曲には、トルコを始めとした中東に近い地域性が伺えます。他の曲でも、諸先輩からのオマージュとは明らかに異なるメロディーは、貴重な個性となっています。
キプロス出身と侮るなかれ、伸びやかなで爽やかなVo以外にも、Guiterもテクニカルで美しいフレーズを連発させていて、確かな実力を伺わせます。彼ら独自の味を持つメロディーに今後磨きが掛かる事で、「突き抜けた何か」になり得るポテンシャルを感じます。今後も聴き続けたくなる、良いアルバムに出会えたと思います。
バイオに関する出展:
https://www.facebook.com/arrayanpath/info
http://www.rockcyprus.net/2011/ArrayanPathIssue/ArrayanPathIssue.htm
http://www.metal-archives.com/bands/Arrayan_Path/13244
http://www.pitchblackrecords.com/artists/arrayan-path/#.UfkEeW1rQrU
http://www.reverbnation.com/arrayanpath
投稿者:X(Peke)|カテゴリ:East Europe And CIS
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USはボストンにわたっていたこと示す記事は、彼らのFacebookの基本情報の中にありました。その時のバンドの母体は彼の兄弟ではなく、Clement Fungさんと分かったので、これは修正しました。彼らはマトモなBioが無く、いろんなページを探しては読んでつないで確認しました。