専守防衛の何が悪い?
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THY MAJESTIE / ShiHuangDi
2013/01/12(Sat)18:05
JUGEMテーマ:HR/HM
気に入り度★★★★☆   
Italy出身5人組による、2012年リリースの6作目(自費出版を含めて)、Symphonic Power Metal Album。秦始皇帝に関するコンセプト作です。

始皇帝の生涯のうち、武力で諸国を併呑して中国統一を成し遂げた偉業を、メロディーを疾走させてダイナミックに表現したSeven ReignsからHarbinger of New Dawnへの流れ、染み入る女声とメロディーの小技が効いたFarewell、強さと儚さと華麗なGuiterが曲を強く印象付けるEphemeralが特に気に入りました。反乱(分子ら)を力でねじ伏せるUnder The Same Sky、転調とクワイアを巧みに組み合わせたWalls Of The Empire、終盤をダークにもの悲しく飾るEnd Of The DaysからRequiemの流れまで、徹頭徹尾素晴らしい曲が並びます。

中国全土を初めて統一した秦始皇帝の一生、春秋戦国時代末期から彼の死の期間をモチーフに、そのストーリーを主だったポイントを押さえながら50分に圧縮し、それらをドラマティックに苛烈に悲壮にアレンジした楽曲が展開されていきます。元々Symphonicアレンジには非凡なものを持ち合わせた彼らですが(2ndと3rdを聴いた印象です)、先輩にあたるRHAPSODY(OF FIRE)のようにMetalと異なる部分に力が分散することなく、音圧とスピード感をかなりしっかり残した作風に心が躍ります。サビに限らず要所で転調を多用しているのと、緩急のリズムチェンジがやはり至る所で聴かれ、曲の構成はどの曲にあっても相当練られています。素晴らしいメロディーにアレンジ、曲間を彩る短いインストと、曲を盛り上げるテクニカルでCoolなKeyやGuiterのソロ、線の細さが逆にストーリーの悲壮さを際立たせるようなVo、どれも本作を一大抒情詩に纏め上げた貴重な要素です。それらのお蔭で、コンセプト作にありがちな「あたまでっかち」さを防いでいます。

メロディーでの中華風味は隠し味に留められ、Italian Sympho的劇的で華麗なサウンドをたっぷり楽しめます。ブックレットにはストーリーをさらに圧縮したナレーションが歌詞の冒頭にあり、映画や書物に触れずとも概略が掴めるのがとても親切、ストーリーに触れた方が本作は楽しめると思います。サウンドとストーリーが互いに共鳴しあう、良いアルバムだったと思います。波乱に満ちた始皇帝の太く短い生涯を圧縮して届けてくれた彼らに、「☆」を敬意を表して記させていただきます。

投稿者:X(Peke)|カテゴリ:Latin Europe
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