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H.E.A.T / Freedom Rock
2011/01/30(Sun)12:52
JUGEMテーマ:HR/HM
気に入り度★★★★☆ SwedenはStockholm出身の6人組、2010年リリースの2nd、Melodic Hard Rock/Heavy Metal Album。2010年のベスト盤候補です。
マイナースケールでドライブするI Can't Look the Other Way、シンプルなサビが明るくガツンと躍動するBeg Beg Beg、サビからコーラスとメロディーが炸裂するDanger Road、ちょっとした泣きとメロディーの陰りとキャッチーさがブレンドされたStay、パワーバラードEverybody Wants to Be Someone、明るくパンチのある曲調に熱唱が映えるI Know What It Takesが気に入って居ます。シャッフルとコーラスが分厚いBlack Night、ラストのWho Will Stop The Rainまで全く気が抜けません。
前作に比べてマイナースケールで良いメロディーを持ち、更に躍動感を感じる曲がしっかり入っているのが嬉しく思います。ベースになるのは80年代中盤以降のUSの所謂産業ロックや、同時代のMelodic Hard Rock Band群だと思いますが、LA Metalでちょっとワルそうな雰囲気を纏ったバンドのルックスとキャッチーさを取り入れ、歌詞にはあまり邪悪さを載せず、ワルさと恋愛に憧れてエネルギーをもてあましたサウンド、という趣が素朴で憎めません。メジャーキーでKeyがキラキラしている曲も多く、またコーラスもふんだんに盛込まれ、リフやDsの処理などへ音圧への配慮があり、かつDsは残響を少し押さえ気味に低音を強調してあり、耳に届き易くパンチの効いたサウンドと思います。Voの声質にちょっと特徴があり、ハスキーで高域側ですこし「抜ける」感覚が、個人的にはKONTAさん(BARBEE BOYS)を思い浮かべました。Gもかなりフラッシーで、甘くなりがちな楽曲をピリッと引き締めてくれています。
個人的には、マイスペに公開されているFill Your Head With Rockのようなスリリングな曲が、今後出てくれば更に良いなと思います。2010年は若手でメロディアスでパンチのある曲をやるバンドが多く、当たり年だったと思いますが、その中で本作は僕にはかなり強く印象に残った一枚でした。非常に良いアルバムだったと思います。
投稿者:X(Peke)|カテゴリ:Northan Europe
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