専守防衛の何が悪い?
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2016/07/26(Tue)

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ARRAYAN PATH / IV- Stigmata
2013/07/29(Mon)22:37
ARRAYAN PATH_IV- StigmataMINI.jpgJUGEMテーマ:HR/HM
気に入り度★★★★  
Cyprus出身、本作制作時点で4人組による、2013年リリースの4th、Epic Power Metal Album。

シャッフルからサビでツーバス疾走に移るドラマティックなThe Bible Bleeds、クラシカルなフレーズが効いているMidnight and the First-Born Massacre、キリストを売った物語をメランコリックに歌い上げるJudas Iscariot、この連続した3曲がハイライトです。隠し味的な中東的旋律が印象的な疾走曲Cursed CanaanMystic Moon、メロディーと展開力の魅力を封じ込めたオープニングClepsydra、リックにIRON MAIDENのオマージュを感じるDisguising your Soulなど、全編聴き応え充分。

このバンドは、キプロスからUSはBostonへ渡った、現在の中心人物Nicholas LeptosさんとClement Fungさんから成るプロジェクトARRYAN PATHが母体です。その後本拠を再びキプロスに移してNicholasさんの兄弟Socrates Leptosさんらが活動を支え、2011年以降はバンド名を現在のARRAYAN PATHに変更し、Demoやアルバムをリリースするなど活動しています。

最初に一通り聴いたとき、Italiaのバンドかと思いました。彼らのBioとアルバムのサウンドから推察するに、RHAPSODY OF FIREKAMELOTのEpic Metal的な荘重なアレンジ、HELLOWEENの持つメロディアスに疾走する展開、IRON MAIDENの正統派的アプローチやギターフレーズ、これらを反映していると思われます。特に全体的に、Fabio Lioneさんの声質に似た中高域のVoで伝説や戦闘を雄々しく歌い上げている所は、Italiaの同系バンドへの共通項を強く感じます。中東的な音階を持つ曲には、トルコを始めとした中東に近い地域性が伺えます。他の曲でも、諸先輩からのオマージュとは明らかに異なるメロディーは、貴重な個性となっています。

キプロス出身と侮るなかれ、伸びやかなで爽やかなVo以外にも、Guiterもテクニカルで美しいフレーズを連発させていて、確かな実力を伺わせます。彼ら独自の味を持つメロディーに今後磨きが掛かる事で、「突き抜けた何か」になり得るポテンシャルを感じます。今後も聴き続けたくなる、良いアルバムに出会えたと思います。 

バイオに関する出展:
https://www.facebook.com/arrayanpath/info
http://www.rockcyprus.net/2011/ArrayanPathIssue/ArrayanPathIssue.htm
http://www.metal-archives.com/bands/Arrayan_Path/13244
http://www.pitchblackrecords.com/artists/arrayan-path/#.UfkEeW1rQrU
http://www.reverbnation.com/arrayanpath

投稿者:X(Peke)|カテゴリ:East Europe And CIS

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WILD ROSE / Dangerous
2013/05/16(Thu)22:20
JUGEMテーマ:HR/HM
気に入り度★★★★  
ギリシャはEvosmos出身5人組による、2013年リリースの2nd、80年代風Melodic Hard Rockアルバム。

オープニングの陰りとパワーとキャッチーさで魅了するAloneは大好き。ちょっぴり切ない歌詞とメロディーが胸に沁みるI Can't Stop Lovin' You、サビがコーラスと共に明るく弾けるDream On、あたたかくまた熱く語りかける様な好バラードAwakeもいい。ドライブ感がワクワクする感覚も届けるHold On、陰りと躍動感と煌めくKeyが魅力のIs This Loveから、同じくマイナースケールの出足から明るいサビに流れるNot A Day Goes Byなど、どの曲もしっかり聴きどころを際立たせて見事。

OUTLOUDFIREWINDを輩出した、ここにきてMetal/Rock方面で躍進著しいギリシャのバンド。サウンドから「お国柄」は殆ど感じさせず、AOR HEAVEN(ドイツのレーベル/ショップ)が嬉々として手掛けるタイプの、キラキラしたキーボードに、キャッチーなコーラスに、そこそこラウドなリズム隊をフィーチュアしています。Voの歌い回しやアレンジから、メジャースケールの曲では特にHEARTLANDに近い印象を受けるのと、バックの演奏はDreamhunterの頃のTREATに通じる、透明感と力強さを感じます。中高域を中心に、存在感のある逞しくクリアな歌唱を聴かせるDavid A. Saylorさん、しっとりと歌い上げる所も、やや字余り気味で高らかにサビを熱唱する所も、とても声量豊か。バンドを率いKeyとGを担当するAndy Rockさんが、プロデュースも手掛け、ダイナミズムと透明感を両立してます。G専門のTiny Karpoさんの、ツボを押さえたクールなソロとHeavyなリフ、説得力抜群です。

明るさ、キャッチーさ、そして陰りと湿り気を適度に含んだサウンドとメロディーは、全編高次元でよく纏まっていて、聴き応えがあります。Melodic Hard Rockの好きな人には、こたえられないのでは。ジャケットみたいな、夜中の町の灯を眺めながらの、ちょっとしゃれたドライブのBGMにも良いな、なんてね。良いアルバムでした。

投稿者:X(Peke)|カテゴリ:East Europe And CIS

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HARD / Even Keel
2013/02/16(Sat)18:02
JUGEMテーマ:HR/HM
気に入り度★★★☆ 
Sweden人Voを加えたHungary出身4人組、2011年リリースの5th、Authentic Melodic Heavy Metal/Hard R&R Album。

序盤にドライブ感全開で骨太に躍動するPretty Little Liar、Metallicに弾むカッコいいI Wanna Rock You、優しくてあたたかいパワーバラードSomewhere、終盤にドライブ感が爆発するScream Out To Be Heardが特に気に入りました。映像で収録の、さりげなくクールに熱いプレーを優しく届ける現地語のVárj úgyもいい。オープニングでHeavy且つ骨太のシャッフルTune Truth Or Dare、ラストのしっとりしたバラードIn Your Armsなど、聴きどころが一杯です。

BALTIMOREのSweden人VoのBjörn Lodinさんは完全にバンドに溶け込んで、バンドが元々持っていたUS指向の、埃っぽくダイナミックな持ち味との相性がばっちり。欧州的な陰りを感じる部分は殆ど無く、マイナースケールでもタテノリで骨太で、ワイルド且つハスキーなVoがのるサウンド、前作に感じた初期DEF LEPPARD的又は初期SCORPIONS的な躍動感と組み合わさることで、個人的には骨太になったKIXを思い浮かべていました。躍動するサウンドをテンポよく押し出し、キャッチーさよりリフとテンポのかっこ良さをアピールしています。キレと重みを兼ね備えたタイトなDsの醸し出すダイナミズムに、堅実なBがしっかりメロディーの土台を成し、Björnさんの枯れ気味だけどしっかり強靭なVoが曲をぐいぐいけん引します。そしてGuiterZsolt Vamosさんの、流麗なフレーズ、枯れたフレーズがどんどん溢れる、テクニカルな熱さとクールな落ち着きが同居した絶妙なプレーが耳を惹きます。

クオリティーは引き続き、他のHard Rock/Heavy Metal先進国と比肩もしくは凌駕する位のレベルを維持しているのが嬉しいです。但し、個人的には前作には残っていた叙情的または陰りと言った欧州風味が薄れてしまったのが残念ではあります。このまま、ワイルドで骨太なタテノリR&Rを指向していくのでしょうか、この後も楽しみだと思います。

投稿者:X(Peke)|カテゴリ:East Europe And CIS

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KRUK / Be 3
2013/02/11(Mon)23:35
JUGEMテーマ:HR/HM
気に入り度★★★★☆   
Poland出身5人組による、2013年リリースの4th、Melodic Hard Rock Album。いやあ、やられました、素朴で沁みる・・・。

ハモンドと子気味良いリズムの織り成す躍動感が逞しいRising Anger、じわっと優しくもどこか寂しげで切ないメロディーのSteal Your Heart、メランコリックな旋律にKeyとgの優しいユニゾンが泣けるOn The Stationが特に沁みます。本編ラストを飾るカバーChild In Timeがこれまたしっとり良い味出してます。綺麗なアコギと陰りのある歌に惹かれるAt The Desert、ドライブ感も心地よいIt's Gone、グロウルも入った強いリズムと強いメロディーのMaster Blasterなどなど、全編ぎっしり良いメロディーが詰まっています。

70年代後半から80年代初頭にかけてのUFODEEP PURPLEと言った古き佳き素朴なHard Rockと、80年代中盤のハードロック色の強いEUROPEとが合体したような感覚に襲われます。Guiterのフレーズに時折Michael Schenker風フレーズが混じるのと、VoのTomasz Wiśniewskiさんの声質が若々しいJoey Tempestさん風です。キーボードと言ってもハモンドオルガンや、これも70年代のシンセサイザーのサンプリングの風味を残したサウンドをわざわざあてがってます。但しメロディーは当時の回顧にとどまらない、今のMelodic Hard Rockの味、US出身ではなく、あくまで欧州又はUK出身の雰囲気、或いはSecret Societyの頃のEUROPEの様なキャッチーな味を持たせていて、曲の端々に70年代以降の先輩たちがとってきた様々な表現方法を鏤めており、新しい感覚を古めかしいサウンドで表現しつつ、耳を惹く強いメロディーをじわっと滲ませてくれます。

彼らのホームページが母国語表記のみなのが微笑ましく感じます。英語表記に、いつか是非。ほんの少し、Voの音程の揺らぎに気づきましたが、曲の完成度で全部「お咎め無し」、これからもっと良くなるよね。彼らが近作のブルーズ全開のEUROPEと異なるのは、飽くまでHard Rockの範疇にとどまって、キャッチーで強いメロディー作りに拘っている所と思います。僕個人はSNAKECHARMERは苦手(試聴段階で敬遠)でしたが、なぜかKRUKは同じレイドバックした所も有るバンドなのにすんなり楽しめてしまいました。Metalcore/Emo Rockの音圧や、各種Metalのダイナミズムに慣れた耳には、この素朴さが新鮮でした。いやあ、大好きですこのアルバム。ずっと聴いてたいです。

投稿者:X(Peke)|カテゴリ:East Europe And CIS

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OUTLOUD! / Love Catastrophe
2012/11/23(Fri)21:30
JUGEMテーマ:HR/HM
気に入り度★★★★☆  
Greece出身ツインリードとBass、US出身Vo、UK出身Dsを擁する5人組による、2011年リリースの2ndアルバム。素晴らしいアルバムだったんですね。

少しメランコリックな雰囲気を漂わせるClean Hands、ツインリードのメランコリックさを更に押し出したFalling Rain、躍動感と感傷がユニゾンで増幅されるThe Night That Never Ends、明るく心が躍るようなLove Catastrophe、アコースティックギターの音色がジワリ沁みるSomeday等が特に気に入りました。LoudでクリアなDsとスリリングに疾走するリフが圧し捲るLive Again、オープニングでパワーとメロディーを見せつけるWe Came To Rock、ラストのキャッチーなWaiting For Your Loveなどなど、どこを切っても素晴らしいサウンドが見事。

スピード感溢れる楽曲あり、メロディアスで泣きを湛えた曲あり、バラードにキャチーなロックサウンド、バラエティー溢れたアルバム、70年代後半から80年代にかけてのHard Rock/Heavy Metalのエキス、Fire Down Underの頃のRIOTや初期のSKID ROWが持っていた、はち切れそうなVoと強靭でメロディアスなバックのバランスはBio通りかも。ただ、個人的にはDsのMark Crossさんが恐らくBritish的なアレンジや時折UKの大先輩の影を垣間見せるメロディーのアイデア持ち込んだかも知れないと思われ、、元FIREWINDのメンバーが持ち込んだDIO的な畳み掛けるリフとパワーがここかしこに聴かれ、それらのブレンド具合が絶妙に決まっています。全体の雰囲気は近作のTREATにも近いかな。US出身のVo Chandler Mogelさんの明るい声質があのGuy Speranzaさんを彷彿させます。ツインリードではTony KashさんとBob Katsionisさんの綺麗なユニゾンと力強いリフがたっぷり聴けます。Key兼GuiterのBob Katsionisさんが居る編成、Lights Outの頃のUFO見たいです(但し本人のキャリアには引っかかって無い見たい)。

BassのSverd T. SothさんとMark Crossさんがセッションかそれに近いと思われ、ギリシャ人のパーマネントメンバーが揃えば、ギリシャを起点に世界を席巻しそうな勢いが出るかも。本作を一段上のランクに引き上げているのは、実はやや前に出気味にアレンジされた、Mark Crossさんの妥協なく研ぎ澄まされたDsのサウンドと、緊張感溢れるクリアで切れ味抜群のフィルイン、だと思います。練り込まれたキャッチーなメロディーは、本作を力強く楽しく包むだけでなく、これからを期待させるポテンシャルも匂わせてくれてます。もうちょっと早く、昨年のうちに聴いておくべきだったなあ、良いアルバムですね!

投稿者:X(Peke)|カテゴリ:East Europe And CIS

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HEAVEN RAIN / Second Sun
2012/07/07(Sat)00:58
JUGEMテーマ:HR/HM
気に入り度★★★★  
Bosnia and Herzegovina出身5人組による、2012年リリースの2nd、Melodic Hard Rock/Heavy Metal Album。

劇的でサントラの様なClose To Dawnに続く、彼らの代表曲となりそうなMetallicなHeaven Rain、アルバム中盤でパワーとメロディーが溶け合うSecond Sun、美しいバラッドNowhere、本編ラストを飾る悲しさが溢れるようなAt The End Of Time、Bonus扱いながら印象的な転調が耳を惹くVejte Snegoviなどが耳に残りました。繊細なKeyのフレーズとパワフルなリフが一緒に走るFace Of Misery、Middle Tempoで転調が印象的なMy Only Oneなど、聴きどころが一杯です。

本作から女声Vo Miona Graoracさんを迎えた彼ら、前作ではインスト部分と歌メロとで別バンドの様なメロディーの違いを感じましたが、本作ではPianoの持つ繊細な音色、パワフルでハスキーなVo、そして音圧を掛けるこれまたパワフルなバッキング、これまでの彼らの持ち味が新Voによって一つにまとまった感があります。TO DIE FORSONATA ARCTICAなどFinland出身のバンド群からの影響を表明したり、時折ROYAL HUNTをちらりと彷彿させたりしますが、貰った影響を決してそのままでは出さず、アレンジや雰囲気づくりなどにそれを生かしつつ、メロディーの作り方ではHEAVEN RAIN風のいい意味でクセや個性、特に転調の絡ませ方とキーで確立しつつあるのが解ります。本作ではソロと言えばKeyのGoran Baštinacさん、手数ではなく飽くまでメロディーに拘って、物憂げでひんやり美しいPianoのフレーズを奏でていて、インストにソロにバックに個性を主張しています。

バンドの持ち味のうちパワフルな側面と同化するMiona GraoracさんのVo、Melodicなアルバムで甘くなりがちな所をBitterでHardな雰囲気を出して、ピリッとアルバムを引き締めていると思います。ただ、かなり抑え気味に聴こえ、もしかしたらまだ殻を破り切ってない部分を持っているのかも(声域が少し狭いかな)。彼女の中高域のパワーバンドとメロディーの切なさが噛み合ったとき、彼らの魅力はもっと高まるかも。本作は、これはこれでとても楽しめましたが、まだまだ彼ら、何かやってくれそうですね、応援してます。

投稿者:X(Peke)|カテゴリ:East Europe And CIS

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PATHFINDER / Beyond The Space, Beyond The Time
2012/05/24(Thu)23:26
JUGEMテーマ:HR/HM
気に入り度★★★★☆   
Poland出身6人組による、2010年リリースの1st、Symphonic Melodic Speed Metal Group。いやあ、スカッとする良いアルバムですね。

「月光」からザクザクとドラマティックに疾走するPathway To The Moon、スケールの大きなパワーバラードUndiscovered Dreams、タイトルTuneで物語を凝縮したBeyond The Space, Beyond The Timeは特に聴きどころと思います。本編の幕開けとなる疾走曲The Whisper Of The Ancient Rocks、ロングトーンのコーラスをテーマに提示したAll The Mornings Of The World、テーマをさりげなく取り込んだStardust、1曲に起伏を詰めたThe Demon Awakesなど、どこを切ってもかなり楽しめます。

とにかくドラマティックにスピードに乗せて、圧せ圧せの展開でクラシナルなメロディーが押し寄せます。Epic Metalのテーマを、メロスピで演じている印象で、RHAPSODY(OF FIRE)DRAGONFORCEBLIND GUARDIAN(VoはモロHansiですね)が束になって演奏した感じ、音楽的にはそのほか、RAIN XEEDRoy Kahnさん加入後のKAMELOTなどに通じる雰囲気を持っています。初期ANGRA(又はVIPER)に近い、Classsicの有名曲をモチーフにした曲を擁し、或いはそれを素地とし、どの曲もそれを彷彿とさせる煌びやかなアレンジを施して、ファンタジーの戦記を雄々しく奏でています。彼らのスピードへの憧憬はかなりハイレベルな演奏技術に支えられていると思われ、タイトで堅実なリズム隊と共に、一糸乱れぬ繊細なツインリードとkeyとのユニゾンが、ふんだんに盛り込まれています。しかし、彼らは決して「スピードに頼っている」のではなく、速度を落とした曲にも強烈な存在感を持たせ、アルバム全体を起伏に富んだ抒情詩に纏め上げています。

ともすれば安っぽくなりがちな表現方法「メロスピ」ですが、彼らの持つ幅広い音楽的素養に基づく、とてもよく練られたメロディー、スピードからくる即効性、計算しつくされた場面展開や意表を突く転調、それらがどんどん溢れ出し、安っぽさとは無縁の物語の深淵に、聴き手を引きずり込んでいきます。 Agata Lejba-Migdalskaさんの澄んだSoplano、Rob Tirantiさん(LABYRINTH)の中高域の熱唱など、多彩なゲストの持ち味を絶妙にブレンドしたのは立派と思います。

今年出る新譜、楽しみです♪ 

投稿者:X(Peke)|カテゴリ:East Europe And CIS

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EVERWOOD / Without Saving
2011/11/03(Thu)16:18
JUGEMテーマ:HR/HM
気に入り度★★★☆  
HungaryはBudapest出身5人組による、2011年リリースの3rd、Progressive Metalアルバム。

名刺替わりのドラマティシズムとスピード感と爽やかなコーラスが心地よいRain、PianoやViolynなどアコースティックな音色を取り入れしっとり仕上げたFreeから、スケールの大きく音の奥行を感じるExperience Thisの流れ、WINDOM HILL風Pianoから繊細なメロディーが躍動するMake Me Famousが気に入りました。クリップにもなったNever Trust A Snake、インスト小曲Pieces以降のラストQuit Without Savingまでの練った展開などが聴きどころです。

DREAM THEATERの子孫とは明らかに異なるルーツを持つサウンドを擁していて、初期GENESISPENDRAGONASIA、かつてEVERWOODがツアーをサポートしたARENAなどの、Progressive風味を持ちながらキャッチーなメロディーを持ったPomp Rockの流れを汲むサウンドではないかと思います。中心人物がバンドの創始者でkey奏者のAttila Tanczerさんで、ギターソロより先に彼のソロがガツンと入っているくらいアピール度が高いです。電子音の他に、特にチェロやヴァイオリンの弦楽器とPianoなどのアコースティックな音色を織り交ぜていて、電子音だけでは出せないサウンドの奥行を演出しています。コンパクトに物悲しいメロディーを纏め上げ、キャッチーさを持ち合わせながら必要以上に甘くなりすぎないのがEVERWOOD流です。長い曲が無い代わり、3〜4分台の複数の曲をつなげて1曲のように仕上げているところは、CDならではで親切と思いました。

アルバム全体でのメリハリのバランスを取るために収録したであろう曲が、特にサビでもう一つ盛り上がりに欠ける感があります。気に入った曲を取り出して一杯リピートするのが、このアルバムの楽しみかたかなと思えます。強烈な印象は個人的には感じなかったものの、良く纏まったアルバムで、Prog Metalファンにはアピールすると思います。
 

投稿者:X(Peke)|カテゴリ:East Europe And CIS

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SEVEN / Freedom Call
2011/10/23(Sun)16:18
JUGEMテーマ:HR/HM
気に入り度★★★    
チェコ出身4人組による、2011年リリースの7th、正統派Metal Album。

2曲目のサビで転調がキラっと光るかっこいいBrain Eater、続くビデオクリップにもなったタイトでGuiter SoloがテクニカルなGet It、Aメロで展開をいじってフックにしたYou Steal My Breathはかなり耳に残ります。オープニングのタイトル曲Freedom Call、BLACK SABBATHの速い曲のような重さとメロディーの噛み合ったWar Withinなどがお薦めできます。

GuitaristのHonza Behunekさんが創作の中心に居り、彼の持つかっこいいAメロとRiffとソロで曲を構築しているようです。曲の骨格や時折聴かれる埃っぽさやら落ち着きには、OVER KILLなどUS土着のバンドの影響を感じます。全体的な雰囲気は、Lukáš Písaříkさんの力強い歌唱とサウンドのルーツから、WINTERBORNCIRCLE CIRCLEなどを想起させ、本人たちが言うほどProgressiveではなく、自分たちの受けた80年代の様々なMetalの影響をかなりしっかり消化し切ってから、曲に織り込んだのがよくわかります。SoloではSteve Vai譲りのトリッキーで遊び心満載な音階を見せつけ、いまどきでは貴重なGuiter Heroたりうる予感を感じます。1996年からの長きに亘った活動で培われた経験は音作りにも現れて、クリアでタイトだけど、重みを失わないバランスは見事です。  

曲を構成するパーツは悪くなく、Aメロとギターソロはとても良く練られ、プロダクションは秀逸と思いますが、惜しむらく、サビでのメロディーの盛り上がりが多少弱い気がします。曲の出足のワクワク感が、曲の中盤で「あれ・・・あれ・・・?」と萎む曲が多いんです。もし、もし他に誰か、サビのメッセージをメロディーで膨らませるアイデアを持ち寄りコラボレートできるライターが現れれば、もしかしたら更に数段のレベルアップが期待できるかも。

次のアルバムもチェックしたいと思えるアルバムでしたが、本作の方向性とはかなりかけ離れたProgressive/Technicalでインスト志向な以前の曲をマイスペなどで公開しており、彼らの本当にやりたいのは本作と異なるのかもなあと、思いました。
 

投稿者:X(Peke)|カテゴリ:East Europe And CIS

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CHRONOLOGY / The Eye Of Time
2011/08/04(Thu)16:24
JUGEMテーマ:HR/HM
気に入り度★★★★
Hungary出身5人組による、2011年リリースのおそらく1st、IRON MAIDENを髣髴させるメロディアスな正統派アルバム、コンセプト作品のようです。

オープニングのThe Eye Of Timeは聴き親しんだギターの音色とドラマティックに演出されたメロディーが調和してます。軽快にスリリングに疾走する17.February 1773、懐かしいメロディーからドラマティックに展開するLegacy of the Ancient Godsからツインリードのユニゾンに導かれるThe Way Leads To Nowhereなどが特に気に入りました。正統派で高域を力強く歌い上げるWarning、コンパクトでクールなFather Godheart、転調が耳を惹くClose To Meなど、いい曲が一杯詰まっています。

自らIRON MAIDENのFanサイトを開いたり、Tribute Bandの人たちを紹介したりと、ルーツへのリスペクトを全体で表現しているよう。彼らのルーツはそれに留まらず、NWOBHMの特にツインリードの美しいバンド群、たとえばPRAYING MANTISSATANを想起させる展開が随所に聴かれます。また、CHRONOLOGYとルーツを同じくするバンド群、BLIND GUARDIANBLACK MAJESTYに印象が近い場面も多く含まれます。疾走感を含む場面は殆ど無く、アップ〜ミドルテンポで子気味良い速度の上に、時折ちらっと捻ったリズムを挟ませたり、意表を突く転調を含ませてフックにしていて耳を惹きます。場面展開にインストの小曲を挟み、前後の曲を巧く繋いでいます。サウンドの中心には、Bruce Dickinsonさん似の伸びやかなVoを擁するZoltan Kissさんが、余裕を感じさせながら丁寧にメロディーをなぞります。セルフ・プロデュースながら、バランス良く、クリアでダイナミズムもあるサウンドは見事です。

メロディーで詰まらないと感じる瞬間が殆ど無い、密度が濃い一枚で、メディアの限界一杯に収録された全編でクオリティーが維持されていて、見事と思います。もし、「フルパワーで噛み付いた」迫力ある展開が効果的に持ち込めれば、彼らは一段も二段もレベルアップしそうです。本作を目いっぱい楽しめ、次につながると言う意味で、2度おいしい一枚と言えそうです。

投稿者:X(Peke)|カテゴリ:East Europe And CIS

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