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NEVERLAND / Ophidia
2010/11/09(Tue)00:34
JUGEMテーマ:HR/HM
気に入り度★★★★ 
Turky出身の女性を含む7人組み、2010年リリースの2nd、Progressive/Symphonic Heavy Metal Album

牧歌的で物悲しいメロディーが沁みるWill Of God、建設的な転調から語り掛けるようなサビが魅力のSpeak To Me、繊細なギターのアルペジオが軽快なサウンドをリードするFinal Odyssayが特に印象に残りました。アルバム全編の完成度をしっかり期待させてくれるスピーディーでドラマティックなThis Voice Inside、テンポの良いサウンドにゲストVoが冴えるSilence The Wolves、シンプルでドラマティックでカッコいいSilence The Wolvesなど、聴き所が一杯です。

欧州やUKなどの先輩からのProgressive Groupからの影響と、本作で参加したゲストミュージシャンが持ち込んだ手法を上手くブレンドしています。本作では特にJohn Olivaさんからのインプットで、劇的さと重厚さが本作では増している感があります。前作Reversing Timeに比べて、本作ではメロディーの魅力を格段に引き上げる事に成功しており、元々音楽的素地が広い所に、メロディーを生かすアレンジを効果的に効かせます。また、所々でBLIND GUARDIANを髣髴させるような牧歌的、Forkyな雰囲気を醸した、癒しのパートを持ち込む事で、アルバム全体のアクセントにしています。Forkyな部分や間奏でアコースティック楽器を持ち込んでいて、ギターではElectric Guiterとは違う流麗で爽やかなソロがピリッと効いていたり、繊細なPianoの清らかな間奏、バイオリンのソロ、牧歌的雰囲気を引き立てています。

音質がやや薄めな事、メインの男声Voの音程が少し怪しい事、ギターソロで時折リズムに不安定さを感じる事等が少し残念ですが、アルバム全体のメロディーの練りこみ具合がかなり良く、聴き応えが有るので、まぁ「良し」とします。ゲストVoを起用していますが、飽くまで「脇を固める」感覚が良いです。本作は一時期Heavy Rotationでした。どこか癖になる彼らの個性に魅せられました。個人的にはかなり楽しめた一枚でしたし、今後の彼らの成長もかなり楽しみです。

NEVERLANDといえば、他にも数多くの同名のGroupが存在しており、特にSwissはZurich出身のNEVERLANDは2ndが国内某雑誌にも取り上げられ、結構好評でした。http://www.myspace.com/neverlandmetal 参考までにリンクを張っておきます。で、僕が紹介したTurky出身の彼らは経歴がちょっと変わっていて、厳密に言うとTurky出身Prog Metal BandのDREAMTONEとギリシャ出身の女性Iris MavrakiさんによるNEVERLANDというプロジェクト、という事のようです。ただ、このNEVERLANDが軌道に乗って、大物とツアーをしたりコラボしたりしているので、僕の方ではNEVERLANDと言うバンド扱いとしました。
 

投稿者:X(Peke)|カテゴリ:Middle East

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ACROPOLIS / The Aftermath
2009/05/21(Thu)21:19
JUGEMテーマ:HR/HM 
気に入り度★★★★
Israel出身5人組、おそらくデビューMCDに当たる本作、2008年7月リリースの自費出版Progressive Technical Power/Speed Metal Albumを、本格的に今年いろんな所で売り出したようです。なかなか強烈。

オープニングのReveal YourselfからAtonement. Hear My Callの強引なまでの展開力と怒濤のメロディーに引き込まれます。緩急を上手く付けた曲調と転調と超絶ユニゾンが炸裂するDivine Cycleは圧倒的です。2分台の小曲ながらスピード感と存在感の際立つRed Redemption、中近東風旋律を盛込んだラストのメドレーThe Chosen One Can Make A Sacrifice〜Revive From Oblivionまで押せ押せの佳曲が溢れます。

Speed/Power Metalの範疇で語れそうな押しの強いサウンドですが、楽器もVoもとにかく隙が全く無い完璧なアンサンブル、そして所々で発散するインテリジェンスと炸裂するテクニック、どれもがひたすら圧倒的です。SYMPHONY X、SONATA ARCTICA、HELLOWEEN、DREAM THEATER・・・錚々たる面子がルーツに名を連ねそうなサウンドですが、とにかくそのブレンド具合が絶妙。全ての曲に転調が必ず一箇所以上含まれてい て、それが意表を突いて現れ、メロディーの美しさと楽器群のバックアップで得も言えないインパクトを与えます。

曲の中には美しく流麗なGuiterが満載 で、ソロにリフに大活躍、しかもこれまた超絶バカテクのKeyと絡らまり、スリリングで繊細な高速ユニゾンによって爽快感が増幅。そしてバッキングはさり気無 くテクニカルでタイトにかっこよく決めてくれており、曲の雰囲気をぴちっと纏めてくれています。Dsのフィルインはアイデア満載で軽妙で、特筆できそうで す。

自費出版ならではの問題点が吹っ飛ぶ凄まじい一枚でした。気が付いたら殆ど毎日聴いているので、もう一超え、☆をつけました!(6月28日)。歌にややメロディーの魅力が弱く感じるものの、迫力と美と繊細さを兼ね備えた強力な楽器群の主張がたまりません。それにしても凄い一枚、たった7曲22分収録でも大満足でした僕には、是非皆さん チェックしてみて欲しく思います(^^)

投稿者:X(Peke)|カテゴリ:Middle East

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